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【ハーブの魅力】「エディブルフラワー」を堪能する!

2017/04/20

近年、「エディブルフラワー」と呼ばれる食用の花が注目されていますが、一般に「ハーブ・スパイス」と言われるもので、花を食用に使えるものがあることは意外と知られていません。そこで今回は、「ハーブの花」にスポットを当ててお話ししたいと思います。

花がメインのハーブ「エディブルフラワー」

まずご紹介するのは、「エディブルフラワー」と呼ばれる花がメインのハーブ。以前の記事でもご紹介した「ローズフラワー(ダマスクローズ)」は、エディブルフラワーの代表格といえますが、もう一つ代表的なハーブとしてご紹介したいのが「カレンデュラ」です。

「マリーゴールド」とも呼ばれるカレンデュラは、ヨーロッパでは古代ローマ時代からエディブルフラワーとして使用されてきました。ルテイン、カロチンを豊富に含み、乾燥させてハーブティーにするのはもちろん、生のままサラダに散らしたり、パンやケーキに混ぜて焼いても美味しくいただけます。また、サフランの代用として色付けにも使われるとか。ちなみに、花壇によく植えられているマリーゴールドは食用には不向きで、カレンデュラと呼ばれるものは「ポッドマリーゴールド」という品種です。

化粧品や芳香剤、アロマオイルなど、香料として使用されることの多い「ラベンダー」も花がメインのハーブで、食用として使うことができます。「イングリッシュラベンダー(コモンラベンダー)」が一般的に使われる品種で、ハーブティーの他、アイスクリームやケーキなどのお菓子にも利用でき、古くはエリザベス1世がラベンダーのジャムを好んでいたとも。

また、ヨーロッパ、特にイギリスで古くから親しまれてきたハーブ「エルダーフラワー」は、その白くて小さなかわいらしい花と「エルダーベリー」と呼ばれる熟した実の部分を食べることができます。花にはポリフェノール、実の部分にはビタミンCを含んでおり、シロップやジャムとして使われます。イギリス生まれのハーブドリンク「エルダーフラワーコーディアル」は、マスカットに似たさっぱりした風味で親しまれています。

「ハーブの花」をエディブルフラワーとして活用!

主に葉の部分を乾燥させたり、そのままフレッシュで使われるハーブの中にも、実は、花を食用として利用できるものがあります。次に紹介するのは、いわゆる「ハーブ・スパイス」の花の活用法です。

例えば、「セージ(コモンセージ)」は、通常葉の部分を乾燥させて料理やハーブティーとして使われますが、花の部分も食用に使えます。葉に比べて香りがほんのりしており、サラダにして食べるのがおすすめです。その他、マジョラムやオレガノの花もマリネやハーブティーに、ローズマリーやタイムの花もサラダに利用できます。

また、今人気の「パクチー(コリアンダー)」の花も食用としてサラダやソースに使うことができます。ちなみに、花も葉や茎と同様、パクチー独特の香りと風味を持つので、パクチー好きの方にはたまらないといえるでしょう。

花が咲くと葉が硬くなってしまうことから、通常蕾の段階で摘んでしまう「バジル」も、もし花が咲いてしまった場合にはエディブルフラワーとして活用できます。葉に比べて風味が強いのが特徴で、パスタにそのまま載せる他、葉と同様にトマトとオリーブオイルの組み合わせで使うのもおすすめです。

葉、茎、種子、花、全て利用できる万能ハーブといえば、「ディル」と「フェンネル(スウィートフェンネル)」。見た目がとてもよく似ているハーブで、どちらも黄色く可憐な花を持ちます。ディルの花はピクルスやマリネの風味づけ、ハーブティーに使われ、他の部分に比べて香りが抑えめなのでちょうどいい香りが楽しめます。フェンネルの花はサラダに使うことができます。

ぜひ、花の部分も活用して、ハーブの魅力を存分に堪能してみて下さい!