ジャガイモのクレープ
「ローストビーフ」とはある程度の大きさの牛肉の塊をオーブンで焼く料理である。ステーキのような薄い肉をフライパンでさっと高温で焼くのとは違い低温で長時間焼くため肉の中心は柔らかくしっとりと焼きあがる。
ステーキと言えば、フランスのレストランで働いたときにシェフが賄いでステーキを焼いてくれたことがあった。焼き加減まで聞いてくれ料理人達は皆 「セニャン(ミディアムレア)」と言うので私もそれにならって焼いて頂いた。期待に胸を膨らませ食べてみると、ほとんど生のような本当に軽く炙ったかのよ うな状態。これが本場の味かと感心した。が、しかし後日若いスタッフ達と食事に行った時のことである。
料理人の一人が肉の焼き加減を「ビアンキュイ(しっかりよく焼いて)」と答えたのである。ビックリしている私に彼は「生っぽいのは 嫌いなんだ。」とはにかんで言った。私は笑いを堪えるので精一杯で食事に集中できなかった。今回はローストビーフの付け合わせでジャガイモのクレープも紹 介する。簡単だがとても美味しいので是非チャレンジしてもらいたい。
皆さまこんにちは。ノリエノジのスタッフYuです。
今回はホームパーティにぴったりな2品ですね。ご家族やご友人達と美味しいお料理で素敵な時間をお過ごしいただきたいです。さらに詳しい作り方やその他のパーティメニューを知りたい方は海の近くのレストランまでお越しください。
老舗の和食店に生まれ、赤坂の高級割烹などで和食を10年修行し、新たな可能性を求めて渡豪、帰国後西洋料理に転身。丸の内のレストランを経て、都内レストランでシェフを務め、独立。
フランス3つ星レストラン“Gilles Goujon”、イギリスに本店を置く“Daylesfort”でシェフを務めるなどフレンチのみならずヨーロッパ各地の料理に精進。
2013年6月11日 待望のフレンチレストランNORI et NOJI を鵠沼海岸にOPEN!
自然派ワインやこだわりの手作り天然酵母パン、オーガニックスパイスを使った彩り豊かなお料理やデザートを洗練されたインテリア空間でお楽しみいただけます。