2020/01/23 ハーブティーの魅力
ハーブティーを美味しく飲むためにまず知っておきたいのが自分の好みです。ハーブティーと一口にいっても、その種類は豊富ですし、それぞれに香りや味の特徴があります。つまり、自分好みではないハーブティーを飲んでしまうと、美味しくないという感想になってしまうのです。
簡単に分類すると、柑橘系の香りが好みであればレモングラスやレモンバーム、フローラルな香りならラベンダー、甘味があるものであればカモミール、スパイシー好きであればタイムやセージといった感じになります。ちなみに、レモングラス、ミント、カモミールといったハーブティーは比較的好き嫌いが少ないと言われています。
まずは、少量のハーブティーを数種類セレクトしたお試しセットを購入してみる、あるいはハーブティーのお店の方に相談してみる、可能であれば実際にハーブティーの香りを嗅がせてもらうなどして、自分の好みのハーブティーを見つけてみましょう。
次に押さえておきたいのが、ハーブティーを美味しく作るためのポイントです。
まずはハーブティーの選び方。ティーバッグではなく茶葉タイプのものを選びましょう。ティーバッグは手軽ですが、品質、香り、味、いずれにおいても茶葉タイプが断然おすすめです。一番良い方法は専門店で品質の良いハーブティーを購入することで、特に、無農薬、オーガニック、有機栽培といった表示のあるものは良品質且つ安心です。日本では「有機JAS」マークが付いているものを選ぶといいでしょう。
次に、お湯の温度と抽出時間。90℃のお湯で3〜5分が好ましいと言われています。高温すぎる、あるいは抽出時間が長すぎると香りや風味が損なわれて美味しくなくなってしまいます。
また、保存方法も美味しさを左右するポイントです。せっかく品質の良いハーブティーを選んでも、きちんと保存しなければ台無しです。蓋付きの容器に入れて、湿気のない場所で保存しましょう。
ハーブティーはちょっとした工夫や何かをプラスすることで、飲みやすさがアップしたり、さらに美味しくなったりもします。
例えば、最も手っ取り早いのが、ズバリ冷やすこと。冷たくすることでスッキリとした味わいとなり、断然飲みやすくなります。
はちみつで甘味をプラスするのも飲みやすさアップには効果的で、カモミールのように元々甘味のあるハーブはもちろん、酸味の強いハイビスカスティーなどは一気に飲みやすくなります。さらに、ここに炭酸水をプラスすれば見た目も鮮やかなソーダ風のアレンジに。ちなみに、はちみつ&炭酸水割りのアレンジはローズマリーにもおすすめです。
また、他のドリンクとのミックスでアレンジする方法もあります。例えば、スパイシーなハーブや甘味のあるハーブにはまろやかなミルクと相性が良く、飲みやすい味に仕上がります。紅茶とブレンドすればフレーバードティーのような楽しみ方ができ、レモングラスとのブレンドはレモンティーのような味わいになります。その他、フルーツやジュースとミックスすればお子様にも飲みやすいドリンクに、アルコールとミックスすれば大人のカクテルに早変わりします。
ぜひ、いろいろなバリエーションで美味しいハーブティーを楽しんでみてください。
リラックスしたい時におすすめと言われるハーブティーですが、なんとなく美味しくない、飲みにくいと感じた経験をお持ちの方もいるのでは?
そこで、今回はハーブティーを美味しく飲むためのコツやアレンジ方法をご紹介したいと思います。