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手軽に贅沢気分が味わえるハーブバスで至福のバスタイムを!

2020/10/15 ハーブの魅力

ハーブバスとは、その名の通りハーブを使ったお風呂のこと。ハーブが古くから食用や防腐剤として使われてきたことはこれまでにもご紹介してきましたが、ハーブの葉や花などを浮かべて入浴する習慣も既に古代エジプトや古代ギリシャ、古代ローマの時代にあったと言われています。

お風呂文化を大切にしている日本でも、古くは平安時代からハーブ(植物)を使ったお風呂の習慣があったとされています。現在も端午の節句の菖蒲湯や冬至の日の柚子湯などは習慣として残っていますが、これらは季節湯として江戸時代に定着した習慣の一つであり、この他にも例えば7月は桃の葉、10月は生姜など、月ごとに使用する植物が決まっていたとのこと。江戸時代らしい粋な習慣ですよね。

バスタイムのタイミングに合わせて自分好みのハーブを選ぶ

では、ハーブバスに使用するハーブにはどんなものがあるのでしょうか。一般的には、ラベンダー、カモミール、ミント、ローズマリー、ローズ、タイム、レモンバーム、レモングラスといったハーブがよく使用されており、特にラベンダーは比較的購入がしやすく初心者向きとされています。

基本的にはご自分の好みの香りのものを選ぶのがベストですが、いくつか特徴もあります。例えば、夜寝る前のバスタイムには気分を落ち着かせてくれるラベンダーやカモミール、逆に気分をスッキリさせたい時には爽やかな香りと清涼感が特徴のミント系ハーブやタイムがおすすめです。また、優雅な気分に浸りたい時にはローズ、強い香りが好みの方はベルガモットなどもいいでしょう。

これらの特徴やバスタイムのタイミングに合わせて、好みの香りのものをミックスさせてハーブバスを楽しんでみましょう。

ハーブバスは実はとても簡単!

最近では、バスタイム関連の商品が充実しているので、ハーブバス用の「バスハーブ」のセットやハーブ入りバスソルト、ハーブのエッセンシャルオイルなど数多く市販されていますが、自分好みのセレクトでオリジナルハーブを作るのがハーブバスの醍醐味とも言えます。ご自宅でハーブを栽培している方には特におすすめです。

ハーブバスと聞くとハードルが高いイメージかもしれませんが、作り方はいたって簡単。ハーブを粗く刻んだものをお茶用の不織布ティーバッグや目の細かい洗濯ネットなどの布袋に入れてお風呂に入れるだけ。フレッシュハーブを使用する場合には、よく水洗いし、ブーケのように束ねて紐で縛ったものを直接入れてもOKです。いずれの場合もハーブの抽出に時間がかかるので、お風呂の給湯、あるいは水から沸かす場合も最初から入れることがポイントになります。また、事前にハーブを7〜8分煮出し、ハーブの成分が出た煮汁をお風呂に入れるという方法もあります。

ハーブの量はドライタイプであれば10〜20gが一般的で、バスタブの大きさに応じて調整します。多く入れすぎると色が濃く出過ぎるので注意が必要です。また、バスタブへの色移りを防ぐためにも、入浴後のお掃除はマストです。特にフレッシュハーブをそのまま入れた場合には、葉や茎のくずなどが排水口に流れてしまわないように入念に取り除きましょう。

以上の注意点を守れば、本当に簡単で手軽に贅沢気分が味わえるハーブバス。ぜひ、ハーブバスで至福のバスタイムを!

※アレルギーをお持ちの方や、服薬・通院中の方、妊婦・授乳婦の方は医師にご相談の上でお試しください。
※皮膚の刺激に弱い方のご使用はお避けください。