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【スパイスの魅力】スパイス界のオールラウンダー!「オールスパイス」

2016/10/13

オールスパイスというとミックススパイスをイメージする方も多いと思いますが、実は単体のスパイスです。中南米・西インド諸島を原産とするフトモモ科の植物で、三大スパイスと言われるクローブ・シナモン・ナツメグの3つの香りを合わせ持つことから「オールスパイス」と名づけられたといいます。和名でも「三香子」「百味胡椒」などと呼ばれ、また、色や形がコショウに似ていることや主要原産地のジャマイカに因んで、「ジャマイカンペッパー」と呼ばれたりもします。

スパイスとして使われるのは果実の部分で、完熟する前の緑色の実を収穫し、暗褐色になるまで乾燥させて作られます。クローブ・シナモン・ナツメグに共通するオイゲノールという成分を含み、これらのスパイス同様、刺激のあるスパイシーな味と香りを持つのが特徴です。

「オールスパイス」の歴史は諸説有り

古くは紀元2世紀頃、マヤ文明において王の遺体に詰める防腐剤として使われていたという説もありますが、実際にオールスパイスが広く使われるようになったのは、16世紀後半頃からと言われています。

オールスパイスがヨーロッパに渡った経緯に関しては、クリストファー・コロンブスがジャマイカからヨーロッパに持ち帰った、スペインの探検家により1509年からジャマイカで栽培が始まった、イギリスが1655年にジャマイカ島を占領した後に栽培が始まった、はたまた、1570年代にスペインの探検家フランシスコ・フェルナンデスがメキシコで発見したことがきっかけ、など諸説あります。

いずれにしても、16世紀におけるアメリカ開拓時代に、ジャマイカをはじめとする中南米地域でオールスパイスの栽培が始まり、肉や魚の保存や味付けに欠かせないナツメグやクローブがアメリカ大陸で自生しなかったことから、それらに代わる貴重なスパイスとしてオールスパイスが珍重されたのは確かなようです。

料理にもお菓子にも!

クローブ・シナモン・ナツメグの香りを合わせ持つオールスパイスは、これらのスパイスの代用ができるため、幅広い料理に活用できるのが最大の魅力!ナツメグの代わりにハンバーグやロールキャベツ、ミートソースなどのひき肉料理に使ったり、クローブの代わりにシチューなどの煮込み料理に使ったり、肉料理の下ごしらえやパテなどの内蔵料理など、あらゆる肉料理に活用できます。

もちろん魚や野菜との相性も良く、特にトマトとの相性は抜群!トマトの煮込み料理やトマトケチャップに加えるとおいしくいただけます。その他、マリネやピクルス、スープ、ソース、サラダドレッシングの風味づけなどにも使われます。

また、甘い味にも良く合うので、クッキーやパウンドケーキ、プリンなどの生地に混ぜるなど、お菓子作りに活躍するシナモンと同様の使い方もできます。フルーツとの相性も良く、シナモンと好相性の焼きリンゴはもちろん、グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類にそのままかけてもおいしくいただけます。

さらに、これらのスパイスと併用することで香りが調和してマイルドになるので、料理に合わせてブレンドするのもいい方法です。ぜひ、あらゆる料理に使えるオールスパイスをどんどん活用して、食欲の秋を存分に楽しんで下さい!