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いつもの料理に彩りをプラス!「パプリカパウダー」

2017/01/19 スパイスの魅力

「パプリカ」とは中南米、西インド諸島原産、ナス科の多年草であるトウガラシ属トウガラシの栽培品種。こちらを粉末状にしたものがパプリカパウダーです。日本で一般にパプリカというと赤、オレンジ、黄色などのカラーピーマンのことを呼ぶことが多いですが、スパイスで使われるパプリカとは別品種です。
色は鮮やかな赤色で唐辛子に似た特有の香りを持ちながら、意外にも辛味はなく甘みのある穏やかな風味が特徴。油に溶けやすく熱しても色が安定しているので、油料理や煮込み料理などにきれいな赤色の彩りをプラスできます。

ハンガリー名物「パプリカ」

世界的にも通用する「パプリカ(Paprika)」という名称は、唐辛子全般を意味するハンガリー語が由来。実際、ハンガリーでパプリカは市場に沢山の専門店があるほどの名物で、牛肉、玉ねぎやじゃがいもなどの野菜、パプリカで煮込んだ代表的料理「グヤーシュ(Gulyás)」をはじめ、ハンガリー料理には欠かせないスパイスです。では、なぜこれほどにもハンガリーと縁が深いのでしょうか?

そもそもパプリカは、大航海時代に他の唐辛子などと共に、西インド諸島からヨーロッパにもたらされたと言われており、元々は唐辛子同様非常に辛味のあるものだったのだとか。ちなみに、現在も辛いタイプのものは存在し、使われている地域があるそうです。その後、16世紀にハンガリーで辛味のないタイプのものへと品種改良がされ、それが「パプリカ」というハンガリー語の名称で呼ばれるようになったとのこと。

また、ハンガリー出身の生理学者アルベルト・セント=ジェルジが、パプリカの果肉に大量のビタミンCが含まれていることを発見し、抽出することに成功した功績が認められ、1937年にノーベル賞を受賞したことも大きく関わっていると言えます。こうして、現在もハンガリーはパプリカの一大産地となっているのです。

使いすぎても失敗がないのが嬉しい!

もう一つパプリカが多く使われる国として知られるのがスペインです。スペイン語で「Pimentón(ピメントン)」と呼ばれるパプリカパウダーは、代表的料理であるパエーリャをはじめ、「Patatas bravas(パタタス・ブラバス)」と呼ばれるポテト料理、「Pulpo a la Gallega(プルポ・ア・ラ・ガリェーガ、タコのガリシア風)」など、あらゆる料理に使われるほど馴染みのあるスパイスです。

穏やかな風味のパプリカパウダーは、たとえ使いすぎても失敗がないのが魅力。肉、魚、野菜すべてに相性が良く、煮込み料理はもちろん、ドレッシングに混ぜたり、野菜スープに加えて彩りをプラスすることもできます。また、グラタンの仕上げや、スペイン風にフライドポテトやローストポテトに振りかけるなど、簡単且つ気軽に使えます。

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