2016/02/17 スパイスの魅力
シナモンは、食材が持つ甘みを引き立てるスパイスです。いつもよりお砂糖の量を減らして作ったお菓子でもおいしい。「甘いものは食べたいけれど、糖分が気になる」とお考えの方にもいいかもしれません。
とくに、お砂糖や乳製品との相性抜群なシナモンは、素材をスイートな味わいに仕立てます。シナモンロールやシナモンクッキーなどの主役になるだけでなく、シュガーラスクやスイートポテトの隠し味になることもしばしば。
シナモンがアクセントとして活躍するから、お菓子作りには欠かせないスパイスです。
シナモンはお菓子だけでなく、作りおきレシピにも活躍します。使い方次第で、いつものメニューもエスニックな雰囲気に大変身。たとえば、豚肉やゆで卵を使うムーカイパロー(タイの鍋料理)は、季節にもよりますが数日持つと言います。
昔の人たちは、食べ物などを日持ちさせるために、シナモンを使っていたと考えられます。古代エジプトでは、なんとミイラを保存するために防腐剤代わりにしていたとも。ちょっと驚きですが、それだけ多くの人が関心を持っていたスパイスだと考えられます。
お菓子作りから作りおきレシピまで、さまざまなメニューに活躍するシナモン。いつものお料理のアクセントに使ってみるのもよいかもしれません。
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お菓子やコーヒー、エスニック料理まで、使い道がいろいろあるシナモン。古くから多くの人が愛してきた甘い香りは、「スパイスの王様」と呼ばれるのも納得です。世界三大スパイスのひとつとして数えられるシナモンは、果たしてどんな魅力があるのでしょうか。