バニラなどの甘い香りやフルーツの香りが特徴のフレーバーコーヒーはお好きですか?
フレーバーコーヒーは、北欧を中心としたヨーロッパで、コーヒーにシナモンやリキュール等の香りを付けて飲まれていたのが始まりと言われています。
近年では、米国でコーヒー豆に香りをつけて焙煎する方法が開発され、「バニラ」や「キャラメル」、「マカダミアナッツ」や「ヘーゼルナッツ」のフレーバーがする、様々なコーヒーが人気を集めています。

「LESSON 39」では冬に役立つスパイスの活用法として、ホットビールなどの温かいお酒で楽しむスパイスの使い方をお伝えしましたが、今回はスパイスを使って、お家で簡単に淹れられる「フレーバーコーヒー」をご紹介したいと思います。
コーヒーをドリップする時にスパイスをプラスするだけで、いつものコーヒーが簡単にフレーバーコーヒーに代わります。
コーヒードリッパーにフィルターをセットしたら、挽いたコーヒー豆を入れます。
その上に、数種類のパウダースパイスを盛ったら、後はいつも通りにお湯を注いでください!
簡単に、コーヒーのドリップ方法をご紹介しておきます。
初めに少量のお湯を静かに注ぎ、お湯がコーヒーとスパイスの全体にいきわたるように含ませます。
20秒ほどそのままにして蒸らします。
注ぐお湯の量は下にポタポタとコーヒーが数滴落ちる程度で、90~95℃前後が適温だそうです。
蒸らし終わったら、3回くらいにわけてお湯を注いでいきましょう。
お湯が上から1/3程度減ったら、2回目のお湯、3回目のお湯を注いでいきます。
コーヒーに合うスパイスは色々ありますが、香ってみて甘い香りのするスパイスを選んでみましょう。
バニラやアニス、フェンネルの他、香りが甘くウッディーな「スパイシー系スパイス(シナモン、クローブ、オールスパイス、スターアニス、ナツメグ)」もコーヒーによく合います。
少し個性的になりますが、ブラックペパーや唐辛子、ベイリーブス(ローリエ/月桂樹の葉)、ローズマリーなどの苦味のあるスパイスをプラスするのもオススメです。
(スパイスのグループについては「LESSON 4」を参照してください)

スパイスの分量は1~4人分で1種類につき小さじ1/5程度、全体量としては、小さじ1/2程度で十分です。スパイスの入れすぎには注意しましょう。
シナモンスティックやスターアニスなど、ホール(原型)のスパイスしかない場合は、乳鉢などで荒く砕いてから使いましょう。乳鉢がなくても、まな板の上にスパイスを置き、スパイス瓶の底で軽く叩いても、砕くことができますよ!
ハーブ系スパイスを使う場合は、パウダーではなく、コースカット(みじん切りのような形状)を使用してください。パウダーを使うと、苦味が強調されすぎてしまうのです。
「LESSON 8」でもお伝えしましたが、スパイスをブレンドして使用する時は、3種類以上混ぜると香味のバランス(調和)がとれます。フレーバーコーヒーを作る時も、3種類以上を選んでみてくださいね。
私が好きなブレンドは、クローブ、スターアニス、ベイリーブスです。
スパイスは嗜好品ですから、失敗を恐れずに、自分の嗅覚を信じて、色々な組み合わせを楽しんでみてください。
ブレンドスパイス研究所|スパイス調合家
植物の種や葉、果実、蕾……
乾燥させたスパイスを調合していると、知らない国や、そこに暮らす人々の日常が、香りにのって私のもとに運ばれてきます。
異国と私を繋ぐ「特別なアイテム」であり、自身をメンテナンスする「癒しのアイテム」でもあるスパイス。
その魅力を通して皆さんと繋がり、新しい何かにワクワクするきっかけをお届けしたい...そんな思いを込めて、スパイスセミナーをはじめ、様々な活動をしています。あなたの暮らしにスパイスを
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