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SEASON 1 - SPICE LESSON 47 ピクルス液の活用法

テーマ:季節とスパイス 公開日:2021/08/12

ピクルスを食べ終わった後のピクルス液、ついつい捨ててしまいがちですが、実は色々なお料理に使うことができるんです。

材料を考えてみれば、それもそのはず!

ピクルス液は、酢や白ワインにスパイスや塩、砂糖を加えて作られたもの。
そこに野菜などの食材を漬け込んでおいたのですから、食材の旨みも酢や白ワインに浸み出しています。

これはもはや調味料と言っても過言ではないかも?!そんな気さえしてきます。

捨てずに活用しないともったいない「ピクルス液」、今回はその活用法についてお伝えします。

ピクルス液の活用術①オイルを加えてドレッシングに

冷製のものに使う場合は、瓶に残ったピクルス液を、鍋で煮立たせてから使います。
スパイスも一緒に中火で3分くらいフツフツさせると、大体1/3くらいの分量に煮詰まるはずです。

生野菜やカルパッチョ、マリネに使う場合は冷ましてから、温野菜や春雨サラダなどの場合は温かいまま油と撹拌します。

ピクルス液と油の割合は、だいたい3:1くらいです。
スパイスは濾してから使います。

サラダやカルパッチョ、マリネなどにはオリーブオイルを、春雨などにはごま油が美味しいですよ。

ピクルス液の活用法-2

夏にオススメなのは、冷奴の上に刻んだトマトやグリーンオリーブをトッピングした、イタリアン風冷奴です。
オリーブオイルとピクルス液で作ったドレッシングでいただきます。

上から塩を振ったり、醤油を少しプラスしても美味しいです。
ドレッシングは、食べる直前にかけましょう!

春雨サラダも、ごま油で撹拌したピクルス液で、刻んだキュウリとハムを和え、醤油で味を整えるだけで簡単に作れますので、ぜひ試してみてください。

ピクルス液には、野菜の水分が出ているので、必ず煮詰めて、塩や醤油で味を整えましょう。

ピクルス液の活用術②シチューやスープに

ロシアをはじめ、リトアニアやポーランドでは、酸味のあるスープが郷土料理として親しまれています。

ヨーグルトやサワークリームを入れたもの、ザワークラウト、酢漬けの野菜を使ったものなど様々ですが、ピクルス液を煮込み料理に使うと、同じように爽やかな酸味のあるスープができあがります。

ピクルス液に使うローリエクローブオールスパイスなどは、食べる時に取り除けるので、シチューなどにはスパイスごとピクルス液を入れてしまいます。

いつものスープや煮込みを作る要領で具材を炒めたら、ピクルス液を加えて、お水や牛乳などの水分をたします。
そして一度、具材と一緒に煮たたせます。

お鍋1杯に対して、大匙2-3杯(50cc程度)くらいの分量で十分です。
必ず1度は沸騰させて具材との調和をはかってください。

ピクルス液の活用術③お肉の下ごしらえに

ブロック肉やステーキ肉、鶏のムネ肉・もも肉など、お肉ならなんでもOK。
ピクルス液に漬け込んでマリネしておくと、お肉が柔らかくジューシーになります。

お肉は、塩や胡椒、ニンニクを表面に擦り込んでおき、ジップ付の袋に入れたらスパイスごとピクルス液を入れ、なるべく全体が浸かるように空気を抜きます。

冷蔵庫で2-3時間寝かしてから、キッチンペーパーなどで水気をとり、フライパンで焼いていきます。
ジャガイモやトマトなどと一緒にオーブンでグリルしても美味しいです。

ひと手間かけて作ったものを、余すところなく活用できると嬉しいですよね。
ピクルス液は一種の調味料だと思って、捨てずに、色々なお料理に使ってみてください。


IKU UMEZAWA

ブレンドスパイス研究所|スパイス調合家

植物の種や葉、果実、蕾……

乾燥させたスパイスを調合していると、知らない国や、そこに暮らす人々の日常が、香りにのって私のもとに運ばれてきます。

異国と私を繋ぐ「特別なアイテム」であり、自身をメンテナンスする「癒しのアイテム」でもあるスパイス。

その魅力を通して皆さんと繋がり、新しい何かにワクワクするきっかけをお届けしたい...そんな思いを込めて、スパイスセミナーをはじめ、様々な活動をしています。

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